🌟トラウマからの回復を支える🌟 ― 身体中心のアプローチ ―

私たちの心と身体は、切り離すことのできない深いつながりの中にあります。トラウマ体験は、そのつながりを揺るがせ、心や体の反応として長く残ることがあります。しかし、身体そのものの知恵に耳を傾けることで、回復と再統合の道が開かれていきます。

■ 身体を通して“いま”を感じるということ

Polaris Counseling Room（ポラリスカウンセリングルーム）では、SE™（Somatic Experiencing®） と BCT（ボディ・コネクト・セラピー） の理論と実践をもとに、身体感覚から安全とつながりを取り戻すサポートを行っています。

これらのアプローチは、過去の体験を“頭で理解する”よりも、身体がどう感じ、何を求めているかを丁寧に見つめていくことを大切にします。呼吸、姿勢、筋肉の緊張、内臓の動きなど、身体の反応に意識を向けることで、抑え込まれていた感情やエネルギーが少しずつ解放されていきます。

■ SE™とBCTの特徴

• SE™（ソマティック・エクスペリエンシング）は、神経系にやさしく働きかけ、トラウマ体験によって凍りついた反応を少しずつ解いていく方法です。「話す」よりも「感じる」ことを大切にし、身体の安全感を回復させていきます。

• BCT（ボディ・コネクト・セラピー）は、感情・思考・身体感覚を統合的に扱う心理アプローチで、パーツワークやセラピーカードなどを用いながら、“自分の内なる声”を可視化していきます。

これらの手法を組み合わせることで、クライアントのペースを尊重しながら、「いま、ここ」で安心を感じる体験を積み重ねていきます。

■ 身体から始まる小さな変化

セッションを重ねる中で、次のような変化が見られる方が多くいます。

• 呼吸が自然と深くなる

• 緊張していた肩や胸がやわらぐ

• 感情の波を穏やかに見守れるようになる

• 自分や他者への信頼感が少しずつ戻ってくる

これらの変化は、意志や努力でつくるものではなく、身体が「もう安全だ」と感じ始めたときに自然に起こっていくものです。

■ 回復の道は“再びつながる”ことから

トラウマの回復とは、過去を消すことではありません。それは、自分の身体・心・感情・人との関係が再びつながり合うプロセスです。Polaris Counseling Room は、北極星（Polaris）のように、迷いや痛みの中でも“安心へ還るための目印”となれることを願っています。

もしあなたが「もう少し楽に呼吸したい」「自分の感覚を取り戻したい」と感じているなら、身体を通して心を癒やす時間を、一緒に歩んでいきましょう。